奈良を舞台にした短編小説集。
- 時間が結晶する町、奈良町。
- この町では、さながら迷路のように入り組んだ路地のそこかしこに降り積もった幾星霜の時の堆積の中から、俄かには信じ難い不思議な物語が今日もポロリとはがれ落ちる。
- 奈良町では、日常の中に出現した非日常の世界もまた日常なのだ。
それは、よくできた都市伝説のような、驚きと恐怖と諧謔に満ち満ちた物語。古の町並みを歩いて拾い集めた「奈良町奇譚」の数々をお楽しみください。 - 「からくり人形の夜」
「帰ってきた浦 嶋太郎」
「金太の家出~奈良町七夕慕情~」
「幸運を呼ぶ『しあわせトッピング』~奈良町ソフトクリーム事情~」
「河童が嗤う日~蘇る妖怪遺伝子~」
「憧れのスーパー・サラリーマン~近藤勇作氏のハードな一日~」
短編小説集。文庫本サイズ、226頁


