学術叢書シリーズ2 vol.4ゾロアスター教とソグド人 2023.03.31 学術叢書 中央アジアから中国に入った「胡人(ソグド人)」のゾロアスター教は「祆教」と呼ばれた。8世紀の大唐帝国では、胡人のエキゾチシズムが「胡風」と呼ばれて大流行した。日本には唐の文化として胡風の文物―衣装や意匠―がもたらされた。これらに「祆教」の要素が混じっていないはずがない。第1部 ゾロアスター教 ゾロアスター教の基礎知識/ 私の出会ったゾロアスター教/ 9世紀のゾロアスター教/ サグディード考/ 中央アジアのゾロアスター教と奈良/ 「ゾーロストル」かく語られき第2部 ソグド人 前近代世界システム論と六~七世紀のソグド人/ ソグド人の信仰・文化・生活とソグド語文献/ ソグド人に関する3つの論考 ―シルクロード文化を支えたソグド人 ―ソグド人の来た道 ― 鑑真弟子胡国人安如寶と唐招提寺薬師蔵の埋銭について奈良県立大学ユーラシア研究センター編B6 判 186 頁、巻頭カラー、並製本カラーカバー978-4-87806-831-7 C0021定価[本体価格1800 円+税]2023 年3 月31 日発行で購入前に立読み 学術叢書シリーズ2 vol.3奈良に蒔かれた言葉Ⅱ 近世・近代の思想 前の記事 ご恩おくり 桃蹊著 次の記事