学術叢書シリーズ2 vol.2大和の国のリーダーたち

本書では、奈良の発展や変化の「分岐点」に立つ人物を「大和の国のリーダーたち」と呼ぶことにした。ある時点で「せーの」で一斉に取りかかったのではない。分野も活躍年代も同じではない。お殿さまもいれば、農民や商人もいる。顔見知りのお仲間ではないのだ。
共通項は、たったひとつ。「志」だ。
 浅田松堂―大和絣の発明者/
 大和高田の豪商村島
氏と長州藩―繰綿と塩の交易をめぐって/
 豊井紡
績所と前川迪徳/
 柳澤保申と士族授産事業/
 農業
のリーダー―中村直三の足跡/
 奥田木白と赤膚焼

 大和売薬の発生と発展―米田家が果たした役割

 土倉庄三郎―「不動」の人

奈良県立大学ユーラシア研究センター編
B6 判 300 頁、巻頭カラー、
並製本、表紙カラーカバー

978-4-87806-829-4 C0021
定価[本体価格2200 円+税]

2023 年3 月31 日発行

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