秋| 08.07~11.06

【立秋(りっしゅう)】
2024.08.07-
初めて秋の気配がほの見えるころ。立秋を過ぎても暑さは続くが、これ以降の夏の名残を残暑と呼ぶ。小暑から立秋までの暑さをねぎらう手紙を、暑中見舞いというのに対して、立秋以降に出されたものを残暑見舞いという。

【奈良行事】
2024.08.05-14 なら燈花会
なら燈花会ホームページへ

<第37候:立秋:初候>
2024.08.07-
涼風至(すずかぜいたる)
>涼しい風が立ち始めるころ。

<第38候:立秋:次候>
2024.08.12-
寒蝉鳴(ひぐらしなく)
>ひぐらしが鳴き始めるころ。

【奈良行事】
2024.08.14-15 春日大社中元万燈籠
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2024.08.15 東大寺万灯供養会
華厳宗大本山東大寺ホームページへ

2024.08.15 奈良大文字送り火
奈良市観光協会ホームページへ
2024.08.15 東坊城 ほうらんや火祭り
橿原市観光協会ホームページへ

<第39候:立秋:末候>
2024.08.17-
蒙霧升降(ふかききりまとう)
>深い霧が立ち込めるころ。

【処暑(しょしょ)】
2024.08.22-
暑さがようやく和らいで、心地よい朝の風を感じるころ。夜になると、すずむしやまつむしの鳴き声が聞こえる。処暑の夜には、虫の鳴き声に耳を澄ませ、秋の気配を感じてみてはいかがか。

<第40候:処暑:初候
2024.08.22-
綿柎開(わたのはなしべひらく)
>綿を包む咢(がく)が開く
ころ。

<第41候:処暑:次候
2024.08.28-
天地始粛(てんちはじめてさむし)
>ようやく暑さが鎮まる
ころ。

<第42候:処暑:末候>
2024.09.02-
禾乃登(こくものすなわちみのる)
>稲が実る
ころ。

【白露(はくろ)】
2024.09.07-
ようやく残暑が引きはじめ、本格的に秋が訪れるころ。このころになると次第に大気が冷え、露を結ぶようになってくる。空を見上げると、羽をすばやくふるわせ、せわしなく飛び回る赤とんぼ。夏から秋への季節の移り変わりが感じてみてはいかがか。

<第43候:白露:初候
2024.09.07-
草露白(くさのつゆしろし)
>草に降りた露が白く光る
ころ。

<第44候:白露:次候
2024.09.12-
鶺鴒鳴(せきれいなく)
>せきれいが鳴き始めるころ。

<第45候:白露:末候>
2024.09.17-
玄鳥去(つばめさる)
>つばめが南へ帰っていくころ。

【奈良行事】
2024.09.17 東大寺 十七夜盆踊り
東大寺ホームページへ。

【秋分(しゅうぶん)】
2024.09.22-
昼夜の長さが同じになる日のことで、次第に日が短くなり、秋が深まっていく。春分と同じく二十四節気の重要な節目。このころには、豊作を祝い、感謝を捧げ、田の神様を祀る儀式が各地で行われる。

<第46候:秋分:初候
2024.09.22-
雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)
>雷が鳴り響かなくなる
ころ。

<第47候:秋分:次候
2024.09.28-
蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)
>虫が土中に掘った穴をふさぐ
ころ。

<第48候:秋分:末候>
2024.10.03-
水始涸(みずはじめてかるる)
>水が凍り始める
ころ。

【奈良行事】
2024.10.05 手向山八幡宮 転害会
奈良市観光協会ホームページへ。

【寒露(かんろ)】
2024.10.08-
露が冷たく感じられるころのこと。このころになると、空気が澄み、夜空に冴え冴えと月が明るむ。秋が深まるにつれて、日が傾いてきたかと思うと、あっという間に空が茜に染まり、日が沈んでしまう。そんな秋の夕暮れを釣瓶(つるべ)落としと呼ぶ。

【奈良行事】
2024.10.06 丹生川上神社上社 例大祭
丹生川上神社上社ホームページへ。

<第49候:寒露:初候
2024.10.08-
鴻雁来(こうがん きたる)
>雁が飛来し始める
ころ。

【奈良行事】
2024.10.12 八柱神社 題目立(だいもくたて)
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2024.10月上旬  奈良公園 鹿の角切り
奈良の鹿愛護団体ホームページへ

<第50候:寒露:次候
2024.10.13-
菊花開(きくのはな ひらく)
>菊の花が咲く
ころ。

【奈良行事】
2024.10.12-13 往馬大社 火祭り
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<第51候:寒露:末候>
2024.10.18-
蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)
>きりぎりすが戸にあって鳴く
ころ。

【霜降(そうこう)】
2024.10.23-
朝夕にぐっと冷え込み、霜が降りるころのこと。このころになると、森の中は大小さまざまなどんぐりが転がる。どんぐりは、くぬぎや楢、樫や柏の木の実のことで、縄文時代は渋抜きして食べていたといわれている。

<第52候:霜降:初候
2024.10.23-
霜始降(しもはじめてふる
>霜が降り始めるころ。

<第53候:霜降:次候
2024.10.28-
霎時施(こさめときどきふる)
>小雨がしとしと降る
ころ。

<第54候:霜降:末候>
2024.11.02-
楓蔦黄(もみじつたきばむ)
>もみじや蔦が黄葉する
ころ。

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