元興寺とならまちの建築・美術 清水和彦著 2023.01.15 オススメ書籍 奈良市の旧市街「奈良町」の中心部、古い町並みが残る一帯は、今では「ならまち」とひらがなで書かれ、世界遺産の元興寺はそのシンボルです。奈良時代以降1300年もの間、火災にも遭わず文化遺産を今に伝えているのは奇跡です。しかし、幕末に町家の火災が飛火して奈良時代創建の五重塔(大塔)が焼失してしまいました。本書では、大塔の復原をめぐる戦前の忘れられた論争を手掛かりにして、これまで語られなかった元興寺をめぐる謎に迫りました。ISBN978-4-87806-827-0C0021定価[本体1500円+税]2023年1月15日発行A5判、モノクロ本文230頁、カラーカバー表紙、並製本 歴史でたどる―高取城ガイド 山内昭著(現地解説、梅本純博) 前の記事 学術叢書シリーズ2 vol.1近世の奈良を見つめ直す。Ⅱ 次の記事